第3回 研究会

企業間格差を利用した株式市場のバブル検出

株式市場のバブルは,企業の時価総額がファンダメンタル(潜在的な企業業績)から乖離することで定義され,経済学では未だに,このバブルが崩壊前に検出できない.本研究では,財務諸表(企業の様々な業績)が類似する企業はファンダメンタルが近いと仮定して,財務諸表ビッグデータから世界中の類似する企業を抽出する.バブルといえども,全ての企業の時価総額が同時に上がるのではなく,時差が生じることを利用して,財務諸表が類似する企業間の時価総額の格差の拡大を監視することにより,格差拡大から各株式市場のバブル発生を検出する.