第2回 研究会

デフォルト・リスクとネットワーク

  • 久門 正人(金融庁)
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CDOとは様々な企業などの債権を集め証券化したものである。プライシングではPDと相関係数というパラメータが重要な役割を占める。PDは平均値、相関は分散に影響を与える。正規分布の場合、平均値と分散が決まれば分布は決定する。一方、信用リスクの損失率の分布は正規分布と異なる場合も多い。前回、通常用いられるノーマルコピュラを用いた分布がβ分布にほぼ等しいことを紹介した。また同じ相関係数でも極端な場合であるイジング・モデルを同じモデルから導出し、その起源を考察した、今回はこれらの分布に与えるネットワークによる影響について考察する。

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